ADWITS ASM2824 クアッドM.2 NVMe SSDアダプタ

商品名が長い上に、メーカーのホームページも見つけられなかったので、ちょっとタイトルは省略。

amazonでこんなカードを買ってみました。




ちょうど、OWCからOWC Accelsior 4M2という類似のカードが発表されたので、話題になりそうなカードです。


どういうカードかを簡単に紹介すると、
  • ASMedia ASM2824 PCI Express 3.0スイッチチップを搭載
    • ASM2824は、PCI Express 3.0 x8をPCIExpress 16レーンに接続するスイッチチップで、4x4に設定することが可能
  • ホスト側インタフェースPCI Express 3.0 x8
  • SSD側インタフェースPCI Express 3.0 x4を4つ装備
というものです。
具体的に何ができるのかというと、
  • PCI Express x8スロットにM.2 PCIE Gen.3 x4 SSDを4枚装備できます。
  • 最大でPCI Express Gen.3 x8に対し、6500MB/s程度の実効速度を出せます。
  • NVMe SSDに対して、それぞれ3000MB/s程度の実効速度を出せます。
  • PCI ExpressスロットにPCIE Bifuracationは不要です。
つまり、PCIEx8があれば、最大4枚のSSDを搭載してRAID0で速度が出せるということです。

Amazonなので30日返品保証もあるし、年内に動作確認すればいいやレベルなので、年末年始に本格的にメインPCに組み込むことにして、簡単にチェックした程度ですが、レビューなど。

ちょっと潰れた、安っぽい段ボール箱で届きました。
中国系のメーカーから届くものは割とありがちな梱包なので気にしない。
中身は、カード本体と、M.2固定用ネジと予備のスペーサ、ドライバ、サーマルパッドが2枚です。

カードを取り出しました。
SSD4枚を同時に冷やす大型ヒートシンクにファンも付いています。
M.2駆動用の電源はSATAもしくはペリフェラル4pin(MOLEX)のどちらかを接続することになっています。
一応、消費電力の大きいM.2 SSDを搭載するときは、両方接続しても良いとなっていますが、Gen.4 SSDを4枚でも積まない限り、片方で十分でしょう。どのみち、このカードが対応しているのはGen.3接続までです。
また、ASM2824用のヒートシンクは分割されているので、SSDヒートシンクを外しても利用可能です。

OWCのカードはファンレスなのは良いのですが、ASM2824のヒートシンクが一体化しているので、ヒートシンク無し運用は難しいかもということで、悩ましい選択ですね。

SSDヒートシンクはネジで固定されているので外してみます。
M.2 M.Keyスロットが4本登場しました。
SSDのスペーサは、M.2 SSD USBケースでよく使われる、スペーサをM.2 SSDに取り付けて、裏面からネジ止めするタイプです。
しかも、これまたM.2 SSD USBケースでよく使われる、薄型のM.2ソケットにになっています。
このため、両面実装のSSDだとギリギリ取り付けで、両面から挟み込むタイプのM.2ヒートシンクは使えません。
サーマルパッドをSSDと基板の間に挟んで、ボード側に裏面の熱を逃がし、大型ヒートシンクでコントローラ側の熱を逃がすのがベストだと思いますが、当方、PG2VNを使用しようとしているので、M.2ヒートシンクは外して運用します。
将来的にはヒートシンク無しのSSDを揃えて、大型ヒートシンクと基板へ熱を逃がすようにするかもしれませんが、ファンで風を当てていればおそらく問題ないでしょう。

さて、しかし、PG2VNは現在、X570 Taichiに乗っているので、動作確認ができてから、年末年始を使って移動予定。
ということで、特価販売されていたSSDを買ってきてお試しです。

1枚5500円を割っていた、PG1VNです。
奇しくもPG2VNの前の世代。
シーケンシャルリード最大2500MB/s、シーケンシャルライト最大1100MB/sという、今となっては512GBモデルとしては遅いSSDですが、TLC NAND, 3年保証でライトは遅いけどリードは問題ないレベルのSSDと思えば、別にお高くはないでしょう。
ちなみに1枚でのベンチマーク結果をスクショし忘れたのですが、Crystal DiskMark 7.0.0のシーケンシャルリード/ライトは、約2000MB/s、約1000MB/sで、公称値よりはやや低めでした。

これを4枚装着して、PCIE Bifurcation(PCIExpressスロットを複数のPCI Expressスロットに見せる機能。X570やB450などで、NVMe RAIDを有効にすると、4x4とか2x4とかにすることができます。X570の一部やZ390の一部では、1x8, 2x4のように分割することも可能)に対応していない、B150とPentium G4400に乗せてみました。
一本はオンボードのM.2スロットに乗せているSSDなので、このとおり、4本のSSDをそれぞれBIOSで認識しました。
Windows10でも4本のSSDを認識するので、ディスクの管理で2TB(4x512GB)のストライピングボリュームに設定。
ベンチマークを走らせた結果がこちら。
1枚では2000MB/s, 1000MB/sくらいしか出なかった、シーケンシャルリード/ライトが5323MB/sと3511MB/sと大幅アップ。
カードの公称実効性能6500MB/sには届いていないですが、PCIE Gen.3 x4 SSD 1枚構成の速度は大きく突破しています。

これで、2TBや4TBのM.2 SSDを4枚搭載すれば、PCI Express x8で8TBや16TBのSSDとして利用することも可能。
X570 Taichiは、PCIE BifurcationでM.2 SSDを2枚乗せられるのがPCIE_1だけで、PCIE_3は非対応という残念な状況も回避できます。

というわけで、年末年始を使って、X570 Taichiの再構成を行う予定。
大容量SSDを多数搭載して、余裕を持ったストレージ運用をしたいですね。

また、このカード、Gen3x4で使うとか、Gen2x8で使うとかすると、M.2 SSDの大量搭載や、Gen2しか対応していないMac Pro 2011や2012で使うといった使い方も面白いかもしれません。
もちろん、Gen3x8のMac Pro 2019やX299マザー、Gen4よりは遅いですが、容量重視でX570やX399、TRX40で使うなども良いと思います。

聞いたことないメーカーでHPも見つからないので、故障時の保証が心配なくらい以外は良いアイテムだと思います。
もう少し安いとより嬉しいですけどね(笑)

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