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zoom RSS インテルはいってるタブレット2 Si02BF いろいろ

<<   作成日時 : 2015/01/16 01:55   >>

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またもWindowsタブレットを買ったわけである。
といっても正月明けすぐに買って今までいろいろ調べて楽しんでました。

ビックカメラグループ(ビックカメラ、ソフマップ、コジマ)専売の「インテルはいってるタブレット2」(Si02BF)である。
まぁ、本体の写真は
AKIBA PC Hotline!の記事でも見て頂ければよいかと。

基本スペックは以下の通り
せっかくなのでEveryPad Proとも比較。

機種SiAL Si02BFYAMADA EveryPad Pro
(Dell Venue 8 Proベース)
CPUAtom Z3735F (1.33GHz/Burst 1.83GHz)Atom Z3775D (1.49GHz/Burst 2.41GHz)
メモリ2GB DDR3L-RS-1333MHz Single Channel
ディスプレイ10点タッチ1920x1200 IPS10点タッチ 1280x800 IPS
ストレージ64GB eMMC
WLANBroadcom AP6330 802.11 a/b/g/n
(最大72Mbps(65Mbpsどまりの様子))
Dell Wireless 1538 802.11 a/b/g/n
(最大300Mbps)
BluetoothBluetooth 4.0
MicroSDMicroSDHC(保証は32GBまで。実際はSDXCも動作)MicroSDHC/SDXC
TPMファームウェアTPM
Webcamフロント2M/リア5Mフロント1.2M/リア5M
センサ加速度、ジャイロ、電子コンパス、照度
GNSS(GPS)Broadcom BCM4752Dell Wireless 5810e GNSS Sensor
WWANなしDell Wireless 5810e LTE
LTEバンド1〜5,8,13,18,19,20, WCDMAバンド 1,2,4,5,8, GSM 850,900,1800,1900
デジタイザなしDell アクティブスタイラス対応
大きさ約8.45x130x218mm 約340g9x130x216mm, 405±5g
OfficeなしOffice 2013 Home & Business
おまけなし限定でYAMADA SIM、静電ペン、液晶保護フィルム、Microsoftストアギフト2000円
保証1年保証2年間引き取り保証
価格21384円(19800円(税別))(ビック/ソフマップ/コジマポイント10%(店舗による))59184円(54800円(税別))(ヤマダ電機ポイント10%)


性能的にはWUXGA(1920x1200)対応が光りますが、8インチタブだとこの解像度のWindowsは少々操作しにくい。
拡大表示にして文字が綺麗な1280x800同等にするか、等倍にしてマウスなどを使うか、1920x1200の解像度に挑戦するかでしょう。
ちなみに私は普段使いのタブレットとしては使わず、1920x1200等倍で遊んでます←
普段使いには1920x1200 150%拡大と1280x800等倍では大差なく、動作が軽い分、1280x800の方が快適なのです。

しかし、このタブレットがバカ売れしてる最大の理由はその価格!
ポイント還元を値引きと見なすと、実質2万円割れです。
おそらく、円安が今ほど進んでいないときに発注・支払いをすませて、年末に納品された結果、この価格なのでしょう。
メモリ2GB/eMMC 64GBのWindows 8インチタブは、保証なしの中国メーカーでも2万くらい、ブランド品だと3万前後、WUXGAまで加えると、3万後半から5万くらいなのに、2万円と半額で買えてしまう!
あまりの安さに思わず買ってしまった人も多いのではないでしょうか。

しかし、流石にその安さの代償からか、普通の国内ブランドタブレットのようには、良い意味でも悪い意味でもうまくいかない様子。
ちょっと、まとめてみることにしました。(というか大半は某所にも書きましたがw)

充電とUSB
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当然のごとく、Venue 8 Pro用に買ったBSH4AMB03BK/Nを使ってみる。
まったく問題なく、充電しながらUSBが使えました。まずはこれで作業が楽に。

続いて、EveryPad Proと同じ、持ち運べるケーブルの確認も。
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具体的な接続方法は、
・Yケーブルの給電用オス(赤コネクタ)にACアダプタを接続
・Yケーブルのオスにメス-メス変換コネクタを接続して、充電/通信ケーブルを接続
・Yケーブルのメスに、USBデバイス(USBセルフパワーハブ)を接続
・充電/通信ケーブルをタブのMicroUSBに接続
充電側にスイッチを設定して、充電が始まったら通信に切り替えることでUSB機器が使えます。

Venue 8 Proは、この手順を踏む必要があるのですが、Si02BFは実は通信で接続したり、充電/通信ケーブルを使わなくても、タブに付属のUSBケーブルで接続しても、充電しながらUSB機器が使えます。
これは、このタブの仕様がどうなってるのか調べてみないと・・・というわけで調べました(笑)。

まず、前提知識として、BSH4AMB03BK/Nがどういう動作をするのか。
これはUSB BC 1.2で仕様策定されている、ACA-Dockにあたります。
充電しながらUSB機器を使えるドックの仕様です。
BC1.2 ACA-Dockがどういう仕様かおおざっぱにいうと、
1) ACA-DockはUSBのD+/D-を低抵抗で短絡した状態になっており、USBに+5V/GND(1.5A以上供給可能)を提供している。MicroUSBのIDピンは高抵抗でGNDに。(事実上、浮いている)
2) デバイスは、MicroUSBに+5V/GNDが接続され、D+/D-が短絡された状態が200ms以上続いたら充電を開始する。
3) ACA-Dockは、充電が開始されたらD+/D-間を切断する。
4) デバイスは、D+/D-が切断されてから10ms以内に、USB機器の検出待ちに入る。
5) ACA-DockはD+/D-を切断してから10ms以上たったらUSB機器を接続する。
6) デバイスはD+かD-のいずれかがプルアップされたらUSB機器が接続されたとして、通信を始める。
というわけで、BC1.2に対応したデバイスは、充電しながらUSB機器が使えるわけです。
いわゆるOTGケーブルは、IDピンがGNDに落ちているため、OTGケーブルを接続すると充電できません。
充電/通信ケーブルによって充電→通信へのスイッチ切換を行っているのは、この、D+/D-短絡→Open→USB機器接続の状態を手動で実施しているのです。

しかし、Si02BFのMicroUSBは、スイッチ切換をしなくても充電+USB接続が出来るよう、以下のように動作しています。
1) IDピンがGNDに落ちると+5Vを供給し、充電できないモードに入る。(OTGケーブルを接続した状態)
2) IDピンがGNDに落ちない限り、+5Vを供給せず、充電待ちしている。(外部給電なし、IDピンがGNDに落ちないケーブルの状態では、USB機器は使えない)
3) 外部から+5Vが供給されD+/D-が短絡していると、約1.5Aで充電を開始する。
4) 外部から+5Vが供給されD+/D-が短絡していないと、約1Aで充電を開始する。
5) 充電開始後、徐々に電流を増やしていき、電圧が下がらなければ1.7A程度まで充電電流を増やす。電圧が下がるようなら、電流を増やすのを止める。
6) 充電中、D+/D-はUSB機器の検出を行っており、D+かD-のいずれかがプルアップされればUSB機器が接続されたとして通信を始める。

というわけで、(4)の動作がBC1.2の仕様にない動作です。
ただし、充電→通信の切換を行うと1.5A以上で充電できるけど、通信ケーブルで接続すると1A程度で止まってしまうこともあります。

UEFI設定

この機種はUEFI(BIOS)設定が豊富です。
というか、普通の機種だと、設定できないよう隠すべき項目も変更できてしまいます。
設定を間違えると起動しなくなる設定も出来るので、十分な注意が必要です。
不要なら触らない方が良いでしょう(笑)
設定変更にはUSBキーボードが必要です。
Deleteキー連打でUEFI設定に入れます。あるいは、Windowsの回復メニューから、UEFIに入る方法もあります。この辺は、ウェブ検索すればいくらでも出てくるので、省略。

Venue 8 ProやVivoTab Note 8は、USBキーボードがなくてもタッチパネルで設定変更が出来るのですが、Si02BFはUSBキーボードがないと何も出来ません。
というわけで、OTGケーブルか、上記の電源供給USBアダプタが必要になるので、ご注意を。

UEFIで意味があるのは2つくらい。
1) Windows 8.1のデバイスの暗号化を使いたい場合
Secure Boot Menuに入り、Key ManagementでEnroll All Factory Default Keysを実行。
その後、Secure BootをEnableに変更して、F10でSave & Exitしてリブート。
Windowsに管理者権限のMicrosoftアカウントでログインすると、デバイスの暗号化が使えるようになります。

2) リカバリ等する場合
OTGケーブルか上記のUSBが使えるケーブルに、セルフパワーハブ、USBキーボードが最低限必要です。
もちろん、ブートするための回復ドライブを作成したUSBメモリ(あるいはUSB HDDなど)も。
まず、回復ドライブを作るには4GB以上のUSBメモリを用意して、Windows 8.1を起動。
右からスワイプでチャームを表示し、検索を選んで下さい。
検索ボックスに「回復」と入れると、「回復ドライブの作成」が出てくるので、タップして起動。
「回復パーティションをPCから回復ドライブにコピーします」のチェックを入れて、USBメモリに回復ドライブを作成して下さい。なお、Windows 8.1一般として、一部のUSBメモリはブートできないなどの相性もあるようなので、ダメなときは別のUSBメモリを使ってみましょう。
回復ドライブの入ったUSBメモリが出来たら、USBメモリを接続した状態で電源を入れ、UEFIへ。
Save & Exitメニューで、Boot Overrideとして、
Windows Boot Manager
UEFI: ...
が出てくるので、UEFIを選択してEnterキーを叩くとUEFIからブートします。
画像

試しにSilicon Powerの16GB USBメモリに回復ドライブを作って起動してみたわけですが、
画像
なぜか、メッセージは英語で、デフォルトキーボードがUnited Kingdomに・・・。
ちなみに、日本語版Windows 8.1だと、Microsoft IMEが選択肢となり、日本語で表示されます。
ということは、このプレインストールのWindows 8.1は日本語版じゃなくマルチランゲージ版?
事実上、動作には影響ないので、気にしなくて良いでしょうw

不具合

既知の不具合らしき挙動として、スリープ復帰後、タッチの長押しが指を離さなくてもリリースされる不具合が出ています。
電源ON直後や、再起動直後は問題ありません。
ドライバや、BIOSでリセットかけられれば問題なくなるはずだけど、デバイスマネージャで無効→有効にしようとすると、タッチパネル無効にしたら有効にする手段がないじゃないか・・・とハマっていたところ、某スレでdevcon.exeを使って、restartする方法が。たしかにそれでOKだw
と思ったのですが、うちでrestartを指定すると、不具合が解消しない場合が2度ほど発生しました。
より確実な方法として、以下のバッチファイルを書いて、これをスリープ復帰後に実行することにしました。

c:\tool\devcon.exe disable "ACPI\VEN_MSSL&DEV_1680"
timeout 2
c:\tool\devcon.exe enable "ACPI\VEN_MSSL&DEV_1680"

ようするに、一度無効にして、デバイスがリセットされるまで2秒まって、デバイスを有効に戻すというバッチです。

その他、タッチの感度や精度が他機種に比べイマイチとか、スイッチの取り付けが斜めになってるとか、いろいろ安物らしいところが多々あります。初期不良も多いようですが、1年保証があるのが他の安物タブレットにない安心感ですね(苦笑)

Windows 8.1の利用

ここへたどりついて、Windows 8.1は初めての人もいるかもなのでちょっとだけ。

デスクトップ中心に使うなら、フリーソフトのClassic Shellをインストールすると、Windows 7やVista、XPライクなスタートメニューを付けられます。
Touch Mouse Pointerも組み合わせれば、ほぼWindows 7ノートPC並に使えるのでは?

Atom Z3735Fは、マルチタスク性能だとCore 2 Duo 1.5GHzくらいのパフォーマンスはあります。
でも、Atomでしょ?と思われるかもしれませんが、それはAtom Z2000番台までの話です。Z3700番台は性能に関してはまったくの別物です。

さらに、Windows 8.1は多少、Windows 7に対する互換性の問題はありますが、ほとんどのアプリケーションがそのまま動作し、何より、Windows 8.1は軽いです。
Windows XPからVistaで異常に重くなったので、XPに固執していた人もいるかと思いますが、実は、Vista→7→8→8.1→8.1 Updateとどんどん負荷は最適化されて体感的に軽くなり、使用メモリは減少しています。
32bit Windows 8.1 Updateは、1GBメモリでもIEやChrome使うくらいならほとんど不満無く使えます。
もちろん、2GBある方がよいですけどねw

現在までのまとめ

このSi02BFは、とにかく安く、中国メーカー製無保証タブレットと変わらないかより安い値段で、1年保証の機種が買えるという点がよいだけで、他は他社のタブに比べて、品質的に上回ることはないです。

でも、この安さだからこそ、とりあえず買ってみたというのもアリの機種だと思います。

8インチWindowsタブレットはMicrosoftが9インチ未満の機種には、iOSやAndroid対抗で無料でWindows 8.1を提供、IntelがAtom普及のために、小型タブレットにはCPUを実質タダで提供しているという、二つのタダの合わせ技により、今、異常に安価に買える状態です。
この状況がいつまで続くかわからないので、ちょっとお財布に余裕があったら、8インチWindowsタブレットはなかなか楽しく使えるのではないでしょうか?

このSi02BFはあっというまに生産終了、完売に向かっていますが、この機種以外にも、2万〜3万円で買えるWindows 8インチタブレットはいろいろあり、メモリ1GB/eMMC 32GBあれば最低限使える、メモリ2GB/eMMC 32GBあれば、十分快適に使えますよ。

#と、別に私はMSやIntelの回し者ではありませんがw

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
タッチパネルの不具合とその対処方法、参考になりました。
ありがとうございました。

この機種、コストパフォーマンス最高のWinタブですよね。
ワイヤレスディスプレイも使えたし。。。(実用的かは???ですけど)

この機種に感動すると共に、
Nexus7のタッチ操作前提の作り込みの完成度に改めて関心してます。
通りすがり
2015/01/17 12:50

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